新車購入時に絶対に気をつけるべきポイント3つ

日本の自動車価格の高さは、車選びの障壁となるだけではありません。情報不足や一般的知識の不足によって、残念ながら、間違ったモデルを選んでしまう人が多いのです。

せっかく貯めたお金を、自分のニーズに合わない車に投資してしまうのは、まさに悪夢としか言いようがありません。だからこそ、このような事態を避けるために、必要な予防措置を取るべきなのです。

色はそれほど重要ではありませんが、ボディ、エンジン、装備の選択は重要です。さらに、車を購入する際には、不要になった時あるいは買い換える時に、売りに出すことについても考えておくべきでしょう。もっとも、市場の状況は数年で大きく変わる可能性がありますから、再販売の事情を決定的要因として車を選ぶべきではありませんが。

新車が良くない場合もある

大半の人は、不良車、つまり中古車を買ってしまうのが不安で、年間15,000km以下の走行を予定しているにもかかわらず、新車を購入しています。3〜4年ごとに車を買い替える習慣がある人にとっては、新車の購入は非常に高価な趣味、俗に言う「お金を捨てる」ことになります。

この場合、100,000km以下の5~6年落ちの中古車を購入する方が、はるかに合理的で、費用対効果の高い解決策といえます。

車の大きさを決める

車のボディやサイズを選ぶ際に、大きな間違いを犯している人も多いです。例えば、街乗り用や冬場にたまに乗るためだけにジープを買うというのは、あまりにも高価な買い物で、間違った選択です。

強力なエンジンを搭載したセダンやステーションワゴンなど、必要以上に大きな車を選んでしまうと、駐車場や街乗りの際に生じる問題はもちろんのこと、維持費についても大きく損していることにすぐ気がつくでしょう。

ですから、速くて高価な車が必ずしもベストとは限りません。自分の優先順位をよく見極めるようにしましょう。

良いエンジンを選ぶ

節約のために、さらには無知のために、大きくパワーのあるエンジンよりも、性能控え目、寿命が短く、ベーシックな弱いエンジンを選択する人が多いです。しかしながら、ほとんどの場合、エンジン性能の良い車は若干高価となりますが、それだけの価値があります!

弱いエンジンのモデルを購入すると、売りに出す時が非常に難しくなります。一般的に、追加装備は非常に高価なものです。メーカーは、車両自体ではなく、車両用装備でほとんどの利益を稼いでいるのです。